三瓶山(さんべさん)
 
2人 2019.07.25 
東の原Ⓟ(9:33/43)→観光リフト下の斜面→女三瓶山と大平山の鞍部十字路(10:26)→女三瓶山(10:51)→兜山(11:15)→ユートピア(11:34)→男三瓶山(12:07/42)→西の原分岐(12:46)→扇沢(13:35)→室ノ内分岐(14:02)→女三瓶山と大平山の鞍部十字路(14:39)→観光リフト下の斜面→起点(15:03)

軌跡図
                                                            所要時間:5時間20分、歩行距離:約7㎞

アルバム
恒例になった三瓶山の草花観賞。東の原へ9時33分に到着。中国地方もようやく梅雨が明けたようで、猛暑の一日になりそうだ。トイレはリニューアルされ、駐車場広場の南側に建設中の「石見の杜」フードコートは、10月にオープンするとのこと。また、観光リフト乗場(下)の手前にあったレストランは改修され、おしゃれな「石見ワイナリー」に替わっている。駐車場や園地も見違えるほどきれいだ。さっそく観光リフト乗場へ向かうが、「機器故障のため当分の間運休」の張り紙が。これは、またとないめぐりあわせ。リフト下の草原斜面を歩かせていただく。出会う草花は、ネジバナ、ユウスゲ、ナデシコ、オミナエシなど。炎天下の急斜面直登は、なかなかハード。カミさん、早々にへばっている。

女三瓶山、大平山 三瓶山東の原Ⓟより(9:43)

観光リフト乗場(上)直下の急斜面(10:20)
女三瓶山と太平山(たいへいざん)の鞍部十字路を右に取る。女三瓶南肩の展望デッキ(男三瓶分岐手前)までが、思いのほか長くうんざり。でも、展望デッキからの眺めに救われる。お鉢の眺めは、今日も素晴らしい。電波塔の建ち並ぶ三瓶山頂は、すぐそこにある。

女三瓶山と大平山の鞍部十字路(10:26)

男三瓶山 女三瓶南肩の展望デッキより(10:47)

子三瓶、孫三瓶 女三瓶南肩の展望デッキより(10:47)

大平山 女三瓶南肩の展望デッキより(10:48)
女三瓶山頂に寄って、東側へ回る。眼下に東の原の田園、彼方に大万木山、草ノ城山、琴引山などの連なりが広がっている。男三瓶へのルートは、平成30年4月9日に発生した地震の影響で、通行止めになっている。この際、自己責任で立ち入らせていただく。草生したところはあるが、大したことはない。兜山、ユートピアなども、樹勢、草勢が盛んなため、以前のような見晴しはない。まあ、これも良い。

女三瓶山 女三瓶南肩の展望デッキより(10:48)

女三瓶山頂(10:51)
東の原、大万木山など 女三瓶山頂より(10:54)
草生した女三瓶・男三瓶縦走路(11:07)

兜山(11:15)

ユートピア(11:34)
犬戻しを過ぎた痩せ尾根に、きけんテープの張られた斜面崩壊地が2ヶ所。通れないほどのものではないが、カミさん上側の斜面崩壊地でスリップ。危うく、ずり落ちそうになる。何がしかの安全対策は容易と思われるが、自然保護、予算など諸々の理由があるのだろう。子供や不慣れな人でも歩ける一般登山道として開放されることは、もうないかもしれない。通行禁止の虎ロープを潜って、男三瓶南東肩の裸地に飛び出す。山頂は、課外活動の小学生たちで賑わっていた。山頂北側の展望デッキで、お弁当を食べる。あいにく雲が湧いて、四周は霞んでいる。証拠写真を撮って、扇沢へ。

犬戻し上の斜面崩壊地(下)(11:50)

犬戻し上の斜面崩壊地(上)(11:56)

男三瓶南東肩から女三瓶縦走路への取付(12:01)

男三瓶山頂上(12:07)
シティーガール(?)のカミさんにとって、男三瓶南面の急傾斜ルートは難所。まあ、手間のかかること。山頂から50分を要して、無事扇沢に降り立つ。もはやお鉢めぐりの元気はなく、室ノ内(むろのうち)へ短縮。闊葉樹林の道は、よく踏まれて快適。室ノ内池でクサレダマに出会う。池畔から眺める太平山や女三瓶山の樹林は、素晴らしい。お鉢への道をポレポレたどり、室の内展望所のある鞍部十字路に上がる。

扇沢分岐(13:35)

室ノ内分岐(14:02)

女三瓶山 室ノ内池北西岸より(14:06)

室ノ内展望所(14:39)
観光リフト乗場(上)に出て、カミさんようやくニカニカ顔。リフト下の草原斜面をジッグザッグに下り、起点に還る。一息入れ、石見ワイナリーでクールダウン。カミさんのコーヒーはふつうだったらしいけど、僕の特性ソフトクリームはとても美味しかった。

観光リフト乗場(上)(14:41)

東の原に建設中の「石見の杜」フードコート(15:03)
出会った草花 

カワラナデシコ(ナデシコ科)

ヤマブキショウマ(バラ科)

オミナエシ(オミナエシ科)

オオバギボウシ(ユリ科)

イヨフウロ(フウロソウ科)

ホソバノヤマハハコ(キク科)

シモツケ(バラ科)

クサレダマ(サクラソウ科)

ユウスゲ(ユリ科)