小掛山(こかけやま)可部冠山(かべかんむりやま)堂床山(どうとこやま)
 
単独 2019.07.02 
中電南原研修所臨時駐車場前(6:58)→南原隧道南出口(7:13)→上南原橋(7:27)→中倉峠(8:26)→中倉山(8:42)→三本松(8:45) →アセビの丘(9:02)→山車展望台(9:30)→小掛山(9:47)→大掛・小掛別れ(9:58)→イワカガミ展望台(10:01)→展墓岩(10:10)→のぞき岩(10:14)→可部峠(10:19)→可部冠山(10:28)→西冠山(10:47)→明神峠分岐(11:02)→展望鞍部(11:25)→堂床山(11:45/54)→分岐(12:13)→分岐(12:37)→林道(13:02)→林道からの取付(13:16)→新西広島幹線鉄塔53(13:19)→訓練場前BS(13:27)→福王寺分岐(13:33/48)→起点(13:55)
軌跡図
  この地図は、国土地理院の地形図を利用したものである。     歩行時間:6間57分、歩行距離:20.8㎞

アルバム
11月3日(日)に予定されている「第7回可部連山トレイルランinあさきた」の22kmコースを歩いてみよう、と思った。正式なコースは、中電南原研修所から加賀津ノ滝、堂床山、冠山、小掛山、中倉峠、起点の右回り。これを左回りで、堂床山から南尾根へ下って起点に還るコースに変えた。大会の制限時間は6時間で、トップが2時間ちょっとらしい。僕に6時間以内の帰還が可能だろうか。研修所への駐車は不可なので、県道253号南原峡線沿いの臨時駐車場入口に車を駐める。県道を北上、上南原橋を渡ると、右に林道中倉線がはじまる。左は、龍頭ヶ原園地を経て加賀津ノ滝へ。ともあれ、林道中倉線をたどって中倉峠へ。約1.6㌔先で未舗装になり、次第にゴロタ石が目だって歩き難くなる。上南原橋から中倉峠まで、約1時間を要す。峠の休憩所は撤去され、更地になっていた。雨上がりに煙る小掛山ルートに取り付く。よく踏まれた闊葉樹の落葉道を約8分、中倉山と呼ばれる稜線ピークに上がる。南西に流れる稜線は大光尾根と記され、立入禁止(キノコの留山?)になっている。

中電南原研修所臨時駐車場前(県253)(6:)

南原隧道南出口(7:13)

上南原橋西詰(7:27)

林道中倉線(未舗装になって480mあたり)(8:00)

中倉峠の小掛山取付(8:27)

中倉山(711峰)山頂(8:43)
三本松と名付けられた中倉山北東肩に立つマツは、一本だけ。根之谷川と南原川の分水嶺は、アセビの丘を下ったところで最低鞍部になり、緩急を付けて小掛山へと高度を上げていく。途中の755mピークは、山車展望台と呼ばれ、四周に堂床山や千代田の山々が広がっているが、いずこも霧に煙っている。お陰で日差しがなく、快調なペースで小掛山を越えて、大掛・小掛別れに至る。約2時間で道半ば。悪くない。一息入れて、勇躍冠山へ。イワカガミ展望台、展望岩、のぞき岩とめぐるが、いずれも霧の視界。可部峠を上り返し、10時28分に冠山に着いた。大掛・小掛別れから30分近くかかっている。うーむ、そろそろボデーブローが効いてきたようだ。

三本松(8:45)

アセビの丘(9:02)

山車展望台(775峰)(9:31)

小掛山山頂(9:47)

大掛・小掛別れ(9:59)

のぞき岩(10:14)

可部峠(10:19)

可部冠山山頂(10:28)
堂床山への道はすこぶる良いのだけれど、アップダウンは小掛山までのそれに比べて厳しい。とりわけ、展望鞍部を過ぎてからの傾斜のきついこと。もうヘロヘロになって、堂床山山頂にたどり着く。

西冠山(721峰)山頂(10:47)

明神峠分岐(11:02)

展望鞍部(11:25)

堂床山山頂(11:45)
もはや11時45分だけれど、三角点に腰かけて大休み。少し蘇って、南尾根の道を下る。取付は倒木などで荒れているが、すぐ明瞭な尾根道になる。ちなみに、東へ下る加賀津ノ滝ルートが大会の正規ルート。南尾根には、標高850mあたりから450mばかり鹿防護ネットが張られて、ちょっと歩き難い。分岐ピークで南東尾根の道を選ぶ。約750m下った肩で、右(南)斜面へ下る踏跡が分かれており、これを下る。ロープの張られた急傾斜の踏跡が250mばかり続いて、穏やかな道になる。道なりに約400m、林道に出た。

堂床山山頂の加賀津ノ滝ルートとの分岐(11:53)

シカ防護ネットが張られた堂床山南尾根の道(11:58)

南尾根と南東尾根の分岐ピーク(12:13)

東尾根と南東尾根の分岐(12:37)

急傾斜の南東尾根(バカ尾根)(12:47)

林道合流地点(13:03)
林道を800mばかり下った曲り角から、右手の支尾根に送電線鉄塔管理道が下っている。入ってすぐ、新西広島幹線鉄塔53に出会う。鉄塔越しに福王寺山を展望できる。尾根筋の踏跡を下っていくと、ほどなく訓練場前バス停(研修所の北端)に出た。大会のスタート・フィニッシュ会場(グラウンド)まで、あと一息。制限時間の6時間は何とかクリアーできそうだ。堂床山南尾根のルートファインディングに思いのほか手間取ったが、これも愉しい。満足満足。

林道から送電鉄塔管理道への取付(13:16)

新西広島幹線鉄塔53(13:18)

訓練場前BS(下山地点)(13:27)

南原研修所、堂床山 福王寺分岐より(13:33)