龍頭山(りゅうずやま)
 
2人 2019.06.20 
道の駅「豊平どんぐり村」(9:44/9:59)→県40→掛札バス停(10:34)→遊歩道入口(11:07)→稜線(11:39)→龍頭山(11:49/12:34)→遊歩道分岐(12:42)→中龍頭(12:48)→前龍頭(12:55)→展望所(12:57)→黒瀧(13:07)→駒ヶ馬場駐車場広場・トイレ(林道前龍頭線)(13:14/19)→駒ヶ滝(13:30/35)→龍頭観音一丁(13:40)→遊歩道入口(龍頭観音四丁)(13:48)→龍頭山登山口(林道前龍頭線)(13:54)→県316(14:00)→起点(14:14)
軌跡図
  この地図は、国土地理院の地形図を利用したものである。     歩行時間:4間15分、歩行距離:9.27㎞

アルバム
カミさんから、「ササユリの花見山行はまだぁ」の一言で龍頭山へ。道の駅「豊平どんぐり村」の駐車場に車を置く。梅雨入りが遅いおかげで、今日も好晴。北方眼前に龍頭山が立ち上がり、右手に野々志山(ののしやま)が連なっている。

龍頭山 道の駅「豊平どんぐり村」Ⓟより(9:54)

野々志山など とよひらウイングⓅより(9:56)
県道40号安佐豊平芸北線に出て、戸谷方面へ向かう。約2.2㌔、30分で、掛札バス停のある龍頭山登山口に着く。右手の別荘地取付道路へ入る。途中、「野の花かふぇ」のご主人が、電柱沿いの道を行くのがよいと教えてくださる。別荘地内の道はあちこちで分岐するので、これは大助かり。取付道路はやがて、龍頭平原と呼ばれる上端終点になって、遊歩道がはじまる。よく踏まれた山道は、闊葉樹、ヒノキ、闊葉樹と林相を変えて、稜線へ上がる。あとはルンルン、10分ほどで龍頭山のてっぺんに着いた。

掛札バス停(龍頭山掛札コース入口)(10:34)

掛札コースの別荘地道路(10:49)

遊歩道入口(龍頭平原登山口)(11:07)

ヒノキ林の遊歩道(11:28)

龍頭山稜線(西の肩)(11:39)

龍頭山山頂(11:51)
山頂域の南面が草原になって開け、その見晴しは素晴らしい。彼方は霞んでいるけれど、四周に西中国山地の山々を同定できる。北に寒曳山、雉子の目山、東に八重三山(豊ヶ丸、樫の実、霧ヶ頂)、猿喰山、南東に大掛山、海見山、堂床山、南に牛頭山、滝山、南西に石仏山、大丸峯、西に牛ヶ首山、椎谷山など。休憩東屋は傷んで傾き、立入禁止になっているが、自己責任で立ち入らせていただく。涼風が吹き抜ける東屋ベンチに腰かけて、至福の昼食タイム。

海見山、堂床山など 龍頭山山頂より(12:17)

牛頭山、滝山など 龍頭山山頂より(12:17)

牛ヶ首山など 龍頭山山頂より(12:18)

八重三山、野々志山など 龍頭山山頂より(12:17)
すっかり蘇って南東尾根の遊歩道へ下ると、右手の旧道にササユリが四輪。まだかまだかとぼやいていたカミさん、ニカニカ顔で親しんでいる。後にも先にもこれっきりだったけど、良いことにしてもらおう。林道終点広場への分岐を左に分けてひと下り、鞍部を上り返したピークが中龍頭。その南東肩が前龍頭。いずれの休憩所も根元部分に腐食が見られ、立入禁止になっている。前龍頭のすぐ下に、岩テラスの展望所あり。足下に都志見(つしみ)の田園、後背に広島市安佐北の山々、絶好の休憩ポイントだ。道は標高約760mのところで尾根を捨て、北横手に下る。ほどなく黒瀧に出会う。今は水のない岩壁だけど、冬には巨大なつらら(氷瀑)が架かることがあるという。

ササユリ 龍頭山南東頂稜(12:36)

林道前龍頭線終点広場への分岐(12:42)

中龍頭の東屋(12:49)

前龍頭の休憩所(12:55)

展望所(12:57)

黒瀧(13:07)
平坦になった横手道を約200m、谷の小さな流れを横切ると、林道前龍頭線が隣接する。遊歩道は、谷の左岸に沿って下っている。ここは瀧ヶ馬場と呼ばれるところで、林道には駐車場広場が設けられ、立派なトイレがある。権現坂と名付けられた急斜面をジッグザッグに8分、右に駒ヶ滝への道が分かれる。入るとすぐ滝に出会う。30mを超えると思われる直な露岩を、ささやかな水がすだれ状に伝っている。落口の上にも多段になって続いているのかもしれない。直登は僕にはとても無理。左岸の龍頭観音にお参りしたあと、目洗瀧をめぐって遊歩道に戻る。すぐ龍頭観音一丁の観音石仏に出会い、以後登山口手前の六丁まで続く。

瀧ヶ馬場広場のトイレ(13:15)

駒ヶ滝への分岐(13:28)

駒ヶ滝(13:32)

駒ヶ滝左岸の龍頭観音(13:34)

駒ヶ滝左岸の目洗瀧(13:34)

龍頭観音一丁(13:40)
遊歩道は、龍頭観音四丁で別荘地の取付道路となり、里道合流点に登山口駐車場がある。里道を南に下り、県道316号都志見千代田線、里道とつないで起点に還る。途中、都志見本郷地区から顧みる龍頭山の姿は、見事というほかない。

龍頭観音四丁(遊歩道入口)(13:48)

龍頭観音六丁(13:53)

龍頭山登山口(13:54)

龍頭山中龍頭 都志見本郷地区の里道より(13:59)