大掛山(おおがけやま)可部冠山(かべかんむりやま)
 
2人 2019.06.04 
北広島町本地新光の千代田30隧道東出口(9:25/33)→御神水(9:48)→作業林道分岐(9:55)→作業林道終点(10:18)→稜線鞍部(10:43)→大掛山(11:04)→稜線鞍部(11:19)→大掛・小掛別れ(11:55)→展望地(11:58)→展望岩(12:13)→のぞき岩(12:19)→可部峠(12:25)→可部冠山(12:40/13:21)→可部峠(13:33)→長助茶屋跡(13:37)→丸押分岐(13:39)→作業林道分岐(14:09)→御神水(14:16)→起点(14:27)
軌跡図
  この地図は、国土地理院の地形図を利用したものである。     歩行時間:4時間54分、歩行距離:10.3㎞

アルバム
カミさんが中国新聞連載の「ちゅうごく山歩き」を見て、北広島町の大掛山をリクエスト。本地新光(ほんじにいみつ)の千代田30隧道東出口の十字路角スペースに車を駐めて、伊勢坊谷(いせぼうだに)川沿いの道をたどる。まずは、可部御神水の伊勢神社にお参り。東に、これから向かう大掛山の連なりが広がっている。御神水から約380m、左へ2年前にできた作業林道が分かれる。その手前に鎖ゲートがあり、関係者以外立入り禁止の看板が立っている。右は、旧石見街道で可部峠(かべだお)への道。奥で伐採作業が行われている様子はない。この際、無断立入をお許しいただき、作業林道に入る。

千代田30隧道東出口の十字路角スペース(9:33)

御神水(9:48)

大掛山 御神水広場より(9:47)

作業林道(9:57)
広いバラス道が伊勢坊谷川左谷の左岸に続いて、約1㌔先で終わる。谷に降りると、二俣の右谷に明瞭な破線径あり。これを詰め、約23分で稜線鞍部へ上がった。途中、踏跡が消えるところもあるが、テープもあり難しいところはない。尾根道を左(北)に取って約15分、大掛山南峰へ上がる。てっぺんは雑木に覆われている。北に約110m、大掛山の山頂に着く。北方に樹木越しの千代田工業団地や雉子の目山(きじのめやま)などあるが、見晴しはないといってよい。以前は海見山や滝脇山がよく見えていたのに…。

作業林道終点(10:18)

伊勢坊谷に降りてすぐの二俣(10:20)

伊勢坊谷右岸に続く踏跡(10:28)

伊勢坊谷ゴーロ帯(10:31)

稜線鞍部(10:44)

大掛山南峰の山頂(11:00)

大掛山山頂(11:04)

雉子の目山など 大掛山山頂より(11:05)
鞍部に戻り、主稜線の道を南にたどる。道はよく踏まれているのだけれど、だらだらと長い登り。はじめのピーク(781峰)に、ひと休みにおあつらえの平岩が。カミさん、思わず腰かけていた。さらにアップダウンを繰り返して15分、ようやく大掛・小掛別れに至る。

781m峰山頂(大掛山・冠山稜線)(11:39)

大掛・小掛別れ(11:56)
少し下ったところで樹木越しに海見山を眺める。アツプダウンを繰り返しながら高度を下げていき、展望岩で堂床山と冠山、のぞき岩で間近に冠山を見て、可部峠に降りる。この際、お昼は冠山、ということで向いの道へ上り返す。好晴の山頂には、小掛山、鷹ノ巣山、カンノキ山(叶木山)、備前坊山、白木山、堂床山など、絶佳の眺め。夏山のような日差しを避けて、小さな木陰でお弁当を食べる。涼風心地よく、至福のひと時だ。

海見山など 展望地より(11:59)

展望岩(12:14)

堂床山、可部冠山 展望岩より(12:13)

のぞき岩(12:19)

可部峠(12:26)

可部冠山山頂(13:16)

小掛山 可部冠山頂より(12:40)

彼方に鷹ノ巣山、叶木山 可部冠山頂より(13:14)

備前坊山、白木山 可部冠山頂より(13:14)

堂床山 可部冠山頂より(13:16)
満ち足りて可部峠に戻り、旧石見街道を北へたどる。下りばかりの楽ちんルートだけど、お腹が朽ちて気が抜けたのか、カミさんの足どりはまことにピスターリピスターリ。長助茶屋跡をじっくりめぐり、ピラミダルな大掛山に出会い、しまいに御神水をいただいて、はつらつと(?)起点に還った。

可部峠(13:33)

長助茶屋跡(13:38)

丸押分岐
(13:39)

大掛山南峰 旧石見街道より(13:50)

作業林道分岐(14:09)

千代田30隧道東出口(起点)(14:27)