瀬戸内倉敷ツーデーマーチ 復興応援・吉備真備コース
 
単独 2019.03.10 ☂
倉敷駅前ユニバーサルホテル(6:30)→倉敷市役所(6:45/7:02)→倉敷運動公園(7:35)→遍照院(8:02)→倉敷大橋南詰(8:11)→ふなおワイナリー(8:33)→バイオイノベーションセンター倉敷ラボ(8:51)→金峯寺(9:07)→まきび公園(9:44)→箭田大塚古墳(9:58)→吉備路クリーンセンター展望休憩所(10:13)→横溝正史疎開宅(10:55)→大池ふるさと公園(11:03)→マービーふれあいセンター(11:22/30)⇒倉敷市役所(12:05/13:15)→倉敷駅(13:40/14:07)

軌跡図
                                                            所要時間:4時間20分、歩行距離:27.7㎞

 この地図は、国土地理院の地形図を使用したものである。

アルバム
瀬戸内倉敷ツーデーマーチ2日目。僕は復興応援吉備真備コース、カミさんは酒津公園コース。雨模様の天気だけれど、吉備真備コースへの参加者は781名と発表されている。倉敷市役所を7:00にスタート。倉敷中央通りに出て、倉商東の交差点を左(西)に取る。突き当たりを右に取って、R429に出る。左に取り、中島歩道橋交差点から右の里道に入る。JR西阿知駅東の県道277号線に出て右に400m、左に折れて遍照院(へんじよういん)へ。遍照院は真言宗御室派の別格本山で、堂塔伽藍の眺めは格式高く、美しい。

倉敷市役所メイン会場(起点)(6:47)

倉敷運動公園入口(7:34)

遍照院客殿(8:03)

遍照院三重塔(8:02)
遍照院北の県道60号倉敷笠岡線に出て、倉敷大橋を渡る。大橋の中ほどから眺める上流の川辺林(かわべりん)には白いポリ袋がいっぱい引っかかって、7月7日の豪雨の勢いが今だ生々しい。ふなおワイナリー経由で備南街道に上がり、殿坂(とんざか)へ下る。柳井原のチェックポイント、バイオイノベーションセンター倉敷ラボでは、美味しいイチゴとミニトマトをいただきながら船穂ハンドベルの演奏を聴く。なんと素敵なご接待なんだろう。

倉敷大橋南詰(8:12)

白いポリ袋だらけの川辺林 倉敷大橋より(8:14)

ふなおワイナリー(8:34)

船穂ハンドベルの演奏(ヤンマー倉敷ラボ)(8:51)
県道281号大曲船穂線を北に取り、金峯寺(きんぽうじ)から里道に入る。金峯寺は、高野山真言宗の古刹。今年も地元の檀家の皆さんが、大勢で暖かく迎えてくださり、飴やらポン菓子などをいただく。小田川右岸に出て、福松橋を渡る。上流で、決壊した左岸堤防の復旧工事が行われている。真備町箭田に入り、濁流に水没したという田園を目の当たりにし、井原鉄道高架に引かれた浸水高さに目を見張る。解体中の家屋は幾つかあるものの、道端に山積みされていた災害ゴミはすでになく、町並みはとてもきれいに見える。今日までのご労苦は、通りすがりの者に分かるはずもないが、一日も早い復興を祈念して歩かせていただく。

金峯寺(9:07)

決壊した小田川左岸堤防 福松橋より(9:23)

濁流に水没したという箭田の田園(9:25)

井原鉄道高架に引かれた浸水の高さ(9:30)

まきび公園(9:44)

まきび記念館前のチェックポイント(9:45)
真備支所北の交差点を左に取り、八田神社経由でまきび公園へ入る。まきび記念館前の接待所で、温かいお味噌汁をいただく。北に向かい、箭田大塚古墳をめぐったあと、高津池から東に転じる。真備総合公園の丘を越えたところに吉備路クリーンセンターがあるが、運動広場には、未処理の災害ゴミが残っていた。市場狩砂(いちばかりさご)に降り、薗小学校の前から北に峠越えし、横溝正史疎開宅前経由で岡田大池に出る。この時分になると雨脚が強まり、いよいよさっさか歩き。真備ふるさと歴史館は素通りして、ゴールを目指す。

箭田大塚古墳(9:58)

高津池(10:04)

吉備路クリーンセンター 運動広場の南より(10:17)
横溝正史疎開宅前(10:55)

岡田大池(11:00)

真備ふるさと歴史館(11:03)
マービーふれあいセンターに着いてみれば、野外彫刻「子供の詩」がやさしく迎えてくれた。ここも浸水被害を受け、昨年の暮れまでゴミの仮置き場になっていたそうだ。今、そんな様子はみじんも感じられない。ありがたくゴールさせていただく。雨の中、ほんとうにお世話になりました。

マービーふれあいセンター正門(11:21)
マービーふれあいセンター(終点)(11:24)