宮島弥山(みやじまみせん)駒ヶ林(こまがばやし)
 
2人 2018.11.24 
宮島桟橋(9:40/49)→町屋通り→紅葉谷登山口(10:23)→八号堰堤(10:35)→十二号堰堤(10:54)→紅葉谷分岐(11:14)→弥山本堂(求開持堂)(11:25)→弥山(11:36)→仁王門(12:00)→駒ヶ林(12:13/48)→大聖院ルート分岐(13:00)→1号堰堤(13:11)→東屋(里見茶屋跡)(13:33)→白糸の滝(13:46)→2号堰堤(13:52)→宮島桟橋(14:15)

軌跡図
                                                            所要時間:4時間16分、歩行距離:8.4㎞
 この地図は、国土地理院の地形図を使用したものである。

アルバム
カミさんと、宮島へ紅葉狩り。好天に恵まれた三連休の中日で、観光客が宮島桟橋旅客ターミナルからどんどんはき出されていく。僕らもその一人なんだけれど…。町屋通りに入るとちょっと落ち着くが、塔之岡隧道の先はまた賑やかになる。岩惣旅館の前を通って、もみじ橋を渡る。モミジは今が見ごろ。人出が多いはずだ。ロープウェー駅への道を左に見て、石段の径に取り付けば、ほどなく紅葉谷コースの登山口。ここでも程よくモミジが色づいていた。

もみじ橋(10:04)

紅葉谷コース登山口(10:22)
紅葉谷コースは、多くの弥山登山者が親しむ古の道。谷には苔むした砂防堰堤が連続している。そんな道なので、石段が古く段差の大きなところもあり、そう楽にない。稜線下の急登ではひと汗かく。

八号堰堤(10:35)

紅葉谷コース最後の急登(11:11)
稜線(獅子岩駅と弥山の鞍部)に上がると、ロープウェー組が加わって、にぎやかな通りになる。行き交う観光客の間を縫って、弥山本堂広場へ上がる。ここは、本堂裏手に求開持堂(ぐもんじどう)、北向いに不消霊火堂(きえずのれいかどう)、右手(北東)石段上に三鬼堂(さんきどう)が並ぶ信仰の場。お参りして、弥山山頂へ。

紅葉谷コース分岐(11:14)

霊火堂(11:26)
弥山山頂の展望台は大賑わい。いつもは二人占めできる四周の景色を、皆さんの間に割り込んで楽しむ。これから向かう駒ヶ林には、人影が少ない。頃も良し。あそこでお弁当を食べよう。

弥山展望台(11:36)

駒ヶ林 弥山展望台より(11:40)
干満岩、大日堂、水掛地蔵、仁王門をめぐって駒ヶ林へ渡る。5組の先客がくつろいで居られたが、山頂東面のテラスを使わせていただき、至福のお昼時を過ごす。満ち足りて弥山との鞍部(奥の院乗越)に降り、大聖院コースへ下る。弥山登山の本道は、とても歩き易い遊歩道に仕上げられて、砂防堰堤、白糸川の露岩谷、東屋(里見の茶屋跡)、白糸の滝、そして大聖院伽藍など、見どころ満載になっている。これらは、平成17年(2005)9月6日に発生した土石流の対策事業(H18.3.21~H20.11.30)として、新たにされたものである。とりわけ、白糸の滝から2号堰堤にかけてのウォーターフロントはすばらしい。

仁王門(12:00)

駒ヶ林山頂(12:46)

白糸川1号堰堤(13:12)

東屋(里見茶屋跡)(13:33)

白糸の滝(13:47)

白糸川2号堰堤(13:51)
大聖院仁王門や登山口の石鳥居を彩るイロハモミジは今が盛り。宮島の紅葉狩りを堪能して、滝小路を下る。大変な人出の社務所前から町屋通りへ抜けて、起点に還った。

大聖院(13:53)

大聖院コース登山口(13:56)