吉和冠山(よしわかんむりやま)
 
単独 2018.07.11 
吉和汐原(7:18/24)→魚切林道分岐(終点)(7:31)→国体コース尾根との交差点(8:00)→終点側林道の工区先端(8:11)→起点側林道(8:55)→起点側林道の工区先端(8:57)→冠山登山道交差点(9:06)→林道の峠(9:13)→冠山登山道交差点(9:20/24)→クルソン仏岩分岐(9:41)→クルソン仏岩(9:57)→ローソク岩(9:59/10:16)→国体コース分岐(10:26)→クルソン仏岩コース分岐(鞍部広場)(10:38)→冠山(11:12/25)→南尾根西面分岐(11:28)→ホン谷(11:45)→ホン谷分岐(11:12)→冠山(12:30/51)→オオタキ(13:38)→鉄橋(14:05)→起点(14:20)
軌跡図
                                                              所要時間:6時間56分、歩行距離14.9㎞
 この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである。
 

アルバム
前回http://www.anoyama-konoyama.net/180702.htmlの続き。吉和汐原の市道非常駐車帯に車を駐める。今回は、林道魚切線(魚切林道)の延伸状況と、冠山北面にある破線径の調査山行。魚切林道の入口は、案内板のある登山口から50mのところにあり、「林道魚切線終点」の白杭が立っている。上っていくと、舗装された道が1㌔ばかり続く(約20分)。未舗装になってもまだ新しく、きれいな道。

林道魚切線分岐(魚切線終点)(7:31)

国体コース尾根との交点点(8:00)
これより、国体コースの付けられた尾根を横手に越えて、西側の谷を回り込んだところが、最新工区の先端になっていた。国体コースには、丸太階段の道が付けられていたと思うのだけれど、尾根筋の法面に取付径もテープもない。来た道を引返すのも芸がないので、山襞に沿ってそのまま横手に西進。スギや闊葉樹の林床にヤブはなく、約35分のトラバースで、右下に起点(小川林道)側の林道を見る。

終点側林道の工区先端(8:11)

起点側林道合流地点(8:56)
林道に降りて右に60m、起点側の工区先端があった。林道を西にたどると、400mほどで冠山登山道との交差点となり、峠までピストンしてクルソン谷の登山道に入る。

起点側林道の工区先端(8:57)

冠山登山道との交差点(9:04)
クルソン仏岩コースを選び、クルソン仏岩、ローソク岩をめぐる。ローソク岩の上は、四周絶佳の展望台。クルソンの岩塔を目の前に置いて冠山の懸崖を眺め、赤谷山から鬼ヶ城山までぐるっと遠望。

クルソン仏岩(9:58)

クルソン仏岩と冠山 ローソク岩より(10:15)

十方山、恐羅漢山など ローソク岩より(10:14)

女鹿平山、立岩山など ローソク岩より(10:14)

国体コースのある1129峰 ローソク岩より(9:59)

鬼ヶ城山、羅漢山、横山など ローソク岩より(10:15)
クルソン岩ピークの西側鞍部で、国体コースが南東の1129峰へ分岐するが、すっかりササに覆われている。ちょっと踏み込んでみると、たちまち踏跡の所在さえ分からなくなる。尾根道を西にたどると、10分で長平谷、オトウゴヤ、クルソン谷が合わさる鞍部広場に出る。

国体コース分岐(10:26)

クルソン仏岩コース分岐(鞍部広場)(10:38)
今日も朝から猛暑、冠山の山頂で一息入れたあと、展望処から西中国山地の脊梁を眺めやる。ヒノ谷左岸尾根(1014.4峰)の南面に、皆伐域が3か所。赤谷山、大神ヶ岳、三坂山の連なりの奥に広見・半四郎の頂稜が霞んでいる。

冠山山頂(11:12)

広高山、大神ヶ岳など 山頂展望処より(11:14)
南尾根の径(寂地山縦走路)を140mばかり行くと、右(西)に踏跡が分かれる。かつてこの踏跡は、北面を下ったあと西横手に向かい、ホン谷の道に合流していたように記憶しているのだが…。入るとすぐ、踏跡は消失。やむなく西に下るが、地形図の破線径に出合うことはできなかった。闊葉樹林の下生えは薄く、下るのに難はない。そこはホン谷の右岸で、南に転じて沢床に降りると、夏草の生茂る踏跡があった。小川林道からのホン谷ルートを使う人は少ないようで、夏草に埋没している。

冠山西面分岐(11:28)

ホン谷の登山道(11:59)
テープのおかげで、労せず寂地山縦走路に上がる。これにて調査山行を終了。登山道をたどり、冠山山頂、汐谷のオオタキ、滝ヶ休ミを経て起点に還る。なお、国体コースは、鉄橋南詰から汐原川右岸を上がる作業道に入って取り付くのがよいが、しっかり茂っている。今や、積雪期だけのルートのようだ。

ホン谷分岐(12:12)

魚切林道との交差点(13:34)

オオタキ(13:38)

滝ヶ休ミ(11:58)

国体コースへ架かる木橋(14:02)

鉄橋南詰から汐原川右岸を上がる作業道(14:06)