比婆山連山(ひばやまれんざん)
 
単独 2018.02.24 
県民の森公園センター(8:08/14)→展望園地(8:49)→(ささの尾根)→避難小屋(9:45)→立烏帽子山(10:08)→池の段(1279峰)(10:26)→越原越(10:40)→比婆山御陵(11:10)→1264峰(11:16)→烏帽子山(11:34)→出雲峠(11:52)→桔梗ヶ丘(12:11)→毛無山(12:44)→起点(13:23)

軌跡図
所要時間:5時間09分、歩行距離:10.9㎞
 この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである。

アルバム
比婆山連山をスノーハイク。県民の森公園センターに車を駐める。暖かい日が続いて、雪はずいぶん少なくなっている。といっても、公園センター南の斜面を直登するのに問題はなく、展望園地まで30分かからない。毛無山からはじまる六の原川左岸の連嶺を眺めやって、立烏帽子へ。

県民の森公園センター(8:13)

展望園地(8:51)
天気は好晴、よく締まった雪尾根を快調にスノーシューイング。1122峰から、四ノ原の後背に立ち上がる1055峰を眺める。ミニ立烏帽子と言いたくなるような形の、気になる山。いつか、牛曳山から県道256号比婆山県民の森線の峠までたどってみよう。

展望園地のトイレ(8:53)

ささの尾根1122峰(9:18)
立烏帽子東尾根の急登は、ちょっとやわらかめの雪だけど問題はなく、愉しい。雪の坊主になった立烏帽子の山頂から、四周に広がる神話の山嶺を眺めやる。とりわけ、吾妻の雪嶺が美しい。

立烏帽子駐車場の避難小屋(9:45)

立烏帽子駐車場、竜王山など 立烏帽子より(10:04)

立烏帽子山頂(10:08)

吾妻山 立烏帽子西尾根より(10:14)
西尾根から池ノ段までは、どこでもロードの雪の原。池ノ段1279峰まで、一気にスノーシューイング。スキーだと、もっと愉しいことだろう。この時分になると、雲がお天道さまの間に入ったり出たり。北尾根に下り、越原越(おっぱらごえ)を上り返すころには、粉雪までチラついてくれる。が、雪を纏った門栂(もんとが)にめぐりあい、御陵に着くころには、またお日様が顔を出す。何はともあれ、御陵に参拝して、本日の素敵な山行を感謝。イチイの老樹が混じるブナ森の雪尾根を逍遥して、烏帽子山へ。雪はすっかりやわらかくなり、快適なスノーシューイングとはいかないが、それはそれで愉しい。

池ノ段 立烏帽子西尾根より(10:15)

池ノ段1279峰(10:26)

吾妻山、比婆山 池ノ段より(10:22)

比婆山御陵の門栂(11:06)

比婆山御陵(11:10)

比婆山1264峰(11:16)
烏帽子岩はしっかり顔を出しており、雪の原になった広い頂稜には、踏跡が満ち満ちていた。たどってきた御陵、これから向かう毛無山などを眺めやり、県境尾根を出雲峠へ駆け下る。

烏帽子岩(烏帽子山山頂)(11:34)

毛無山、伊良谷山、牛曳山 烏帽子山より(11:31)
峠を北へ上り返して桔梗ヶ丘へ上がってみれば、そこは雪の原の展望台。目の前に毛無山、彼方に仏山、船通山、鈩原、窓山などを同定する。白嶺とはいかないが、美しい冬の山なみである。県境尾根を東にたどって毛無山へ。だいぶ草臥れてきており、大汗をかいて毛無山山頂に達す。

出雲峠(11:53)

毛無山 桔梗ヶ丘より(12:12)

仏山、船通山、鈩原、窓山など 桔梗ヶ丘より(12:12)

毛無山山頂(12:47)
踏跡だらけだが、伊良谷山への稜線はまっさら。当初、伊良谷山から六ノ原へ下るつもりであったが、雪は腐っているし、もはや新しいトレースを付ける元気はない。広い雪の原の山頂から、四周の景色に親しんだあと、南東尾根を下った。途中、牛曳山北西肩から六ノ原に流れる雪尾根を眺めて、次回のリベンジを誓う。雪は腐っていても、雪尾根の下降は楽ちん。山頂から30分で起点に還る。

比婆山連山 毛無山山頂より(12:44)

県民の森スキー場 毛無山山頂より(12:50)

伊良谷山、牛曳山 毛無山山頂より(12:51)

鳥尾川遊歩道入口のあずまや(13:18)