白木山(しらきやま)大槌山(おおつちやま)胡谷山(えびすたにやま)旭山(あさひやま)
 
単独 2016.10.30 
JR芸備線白木山駅(6:23)→白木山登山口(6:31)→穴地蔵(6:44)→展望地(6:50)→五合目(7:09)→水場の小広場(7:27)→白木山(7:47/54)→東尾根分岐(7:58/8:01)→林地区への分岐(8:22)→695m峰(8:35)→711m峰(8:52)→大槌山(9:20)→575m峰(9:51)→547m峰(10:20)→新西広島幹線鉄塔№29(10:29/32)→吉田広島線鉄塔№131(10:41/57)→胡谷山(11:14)→384m峰(11:39)→上三田駅分岐(11:43)→297m峰(12:02)→住吉神社(12:16/46)→白木街道(12:57)→旭山南西尾根取付(13:17)→旭山(13:55)→川角分岐(14:11)→旭山登山口(14:20)→JR芸備線志和口駅(14:29)
アルバム

JR芸備線白木山駅(6:24)

白木山登山口(6:31)

五合目(7:10)

水場の小広場(7:28)

白木山山頂(7:49)

東尾根分岐(8:00)
広島市北部の山歩き。白木山東尾根から旭山へ繋いでみた。JR芸備線白木山駅を6時23分に出発。向かう山腹には朝もやが残っているが、よい天気になりそうだ。登山口まで、駅北側の踏切を渡って約400m、6分の道のりだ。登山口には御木戸と記され、傍に赤い前掛けをした小さなお地蔵さんが置かれている。以後、合目ごとに九合目まで祀られていたように記憶している。市民憩いの山だけあって、登山道はよく整備されて歩き易い。トレーニングの山として人気のようで、たびたび早朝登山者と行き交う。とりあえず、僕も1時間20分近くを要して白木山の山頂に立つ。四周を観望すれば、彼方の山は雲海に浮かび、此方の山は薄く靄っている。まことに美しい眺めだ。堪能して、来た道を戻る。200mばかり下ったところに、東尾根への取付はあった。

林地区への分岐(8:22)

695m峰山頂(8:35)

711m峰山頂(8:52)

大槌山山頂(9:20)
はじめ踏跡が南東に続くので、心配になって北側へ迷走したが、信じて辿れば東尾根に乗る。取付から320mばかり下ったところで、林地区へと思われるの踏跡が、右の谷に分かれている。尾根筋は明瞭になって、下生えのない踏跡が続く。赤テープもある。鞍部を上り返したところが695m峰。さらに700mばかり小さなアップダウンを繰り返すと、711m峰。いずれも、雑木が占有する通過の山頂だ。やがて600.3m峰に達す。雑木に囲まれた平坦地に三角点が立ち、大槌山の札が架かっている。

575m峰山頂(9:51)

547m山頂(10:20)

新西広島幹線鉄塔№29(10:32)

吉田広島線鉄塔№131(10:40)

神ノ倉山 吉田広島線鉄塔№131より(10:55)

胡谷山山頂(11:14)
大槌山を過ぎると、尾根は北東に向かう。25分で575m峰。どこが山頂か分からないような穏やかな頂稜に、その旨を記す黄色い札が架かっていた。100m先で、尾根は二俣となる。右が主尾根で、鞍部を上り返したところが547m峰。ここも、保安林の表示板とテープが巻きつけられただけの地味な山頂だ。東の尾根に踏跡が続いている。ほどなく皆伐地となって開け、新西広島幹線鉄塔№29に至る。尾根の両側が開けるが、樹木に遮られて展望はない。続いて400m先のピークで、吉田広島線鉄塔№131に出合う。こちらは北面が開け、市川の山なみや神ノ倉山を見晴らすことができる。東に下って上り返すこと15分、540.6m峰に達す。北面がヒノキ林の山頂で見晴しはなく、胡谷山と記されている。

384m峰山頂(11:39)

上三田駅分岐(11:43)

297m峰山頂(12:02)

住吉神社(12:18)

旭山 住吉神社前の里道より(12:19)

花茎山、安駄山など 住吉神社東の里道より(12:50)
北東に高度を下げていくと、コシダが下生えするマツ雑木林の384m峰に至る。東に尾根道を下ってすぐのところで、右の支尾根に上三田駅への道が分かれる。東尾根の道をとる。10分も行くと南面が少し開け、樹間越しに胡谷山を顧みる。主稜線は、297m峰から北に向かう。5分ばかりで肩尾根になり、右の谷に道が分かれる。主尾根にもよい道が続いているが、この際、右の谷道へ下る。倒木で荒れているが、難はなく、300mあまりで住吉神社の裏手に降りた。秋祭りの前らしく、幟が立ち、境内の草がきれいに刈り払われている。石段の端に腰掛け、のどかな秋日和のもとで昼食。右手前方には、旭山の連なりを背にした須沢の田園が広がっている。河津川(こうづがわ)を渡って、里道を東にたどり白木街道に出る。途中、南に安駄山(あんだやま)や花茎山(はなくきやま)を観望。その連なりにいざなわれる。

旭山南西尾根への取付地点(13:14)

金明山 旭山南西尾根の標高225m辺りより(13:34)

鎌倉寺山 旭山南西尾根標高263m辺りより(13:41)

旭山山頂(13:56)
白木街道を南に150mの三叉路で、左の小道に入る。民家の背戸を通らせてもらって、旭山西麓を横手に南進する。途中、西方に胡谷山から384m峰の連なりを同定。川角方面へ回り込むところで、踏跡を捨てて旭山南西尾根に取り付く。ほどなく踏跡が現れるが、コシダや灌木が茂ったり途切れたり。さほどの難はなく、時おり開けて、顧みれば鎌倉寺山や金明山などが観望できる。尾根に取り付いて38分、旭山の山頂に達す。三角点はマツや雑木に囲まれて、見晴しはない。北東尾根に明瞭な踏跡がある。

吉井山(星ヶ城跡) 北東尾根標高190m辺りより(14:09)

川角方面分岐(14:11)

旭山登山口(高南小学校東門前)(14:20)

JR芸備線志和口駅(13:421)
標高220mあたりの肩尾根まで降りると、行く手の北方が開けて、樹木越しに鎌倉寺山から神ノ倉山にかけての連なりを眺めることができる。とりわけ、吉井山のピラミダルな姿が印象的。川角分岐のある小鞍部を過ぎるとほどなく、高南(こうなん)小学校の東門前に出た。旭山登山口の地味な標識がひっそり立っている。校門前から北に里道をたどり、志和口駅に向かう。6分、520mの道のり。



軌跡図
                                                   所要時間:8時間06分、歩行距離:17.4㎞