寂地山(じゃくじさん)
 
2人 2016.05.01 
寂地峡駐車場(8:53/9:01)→岩塔(9:27)→東屋(9:39)→犬戻しの滝(9:49)→遊歩道入口(10:01)→林道終点(10:27)→稜線(11:34)→寂地山(11:41)→錦ヶ岳(12:05/39)→竜ヶ懸崖尾根分岐(12:52)→ミノコシ峠(13:19)→クロナメラ谷出合(13:53)→赤い鉄橋4(14:18)→赤い鉄橋1(竜生橋)(14:41)→木馬トンネル北出口(14:43)→竜尾の滝(14:55)→起点(15:01)
アルバム

寂地峡案内所「やませみ」(8:59)

竜ヶ懸崖 寂地峡駐車場より(9:03)

竜ヶ懸崖尾根 寂地林道より(9:19)

岩塔(9:27)

犬戻しの滝(9:49)

東谷の木橋(10:36)

延命水(10:51)

寂地林道分岐(11:34)

寂地山山頂(11:42)

錦ヶ岳山頂(12:34)

今年も会えたカタクリの白花(12:46)

1235m峰南面の横手道(13:08)
今年のカタクリ観賞は寂地山。寂地峡に着いたのは、9時前。「やませみ」の前は満車で、南側の駐車場に駐める。お空は美晴、若葉に彩られた竜ヶ懸崖(りゅうがたき)尾根が映えている。ポレポレ寂地林道を上がって、岩塔にご挨拶。東屋周辺に7台の車あり。ナンバーは、山口のほかに佐賀、筑豊、久留米。寂地山のカタクリは、九州方面の皆さんにも人気ようだ。犬戻しの滝は、水量豊富で霊気が満ち満ちていた。「やませみ」から1時間30分で林道終点に着く。そして、木橋までが約10分。いよいよ急登のはじまりである。イチリンソウやタチカメバソウに出会って、カミさんは、いたって元気。ピスターリ、ピスターリではあるが、延命水を横目に、ノンストップで標高1150mまで上がる。さすがに少し草臥れたようなので、小休止する。主稜線に上がってがっかり。カタクリは、その多くが花期を終えていた。例年、この時期が最盛期なのに、ほとんどの花被片(かひへん)は萎れている。それでも、いくつか見ごろの株もあり、ありがたく観賞させていただく。寂地山の山頂は、この時期ならではの賑わいを見せていた。証拠写真を撮って、早々に来た道へ下る。寂地林道分岐からは、南尾根の縦走路へ。錦ヶ岳との鞍部あたりからのカタクリは、まだまだ健在。カミさんも大満足、ニカニカ顔だ。錦ヶ岳の頂稜でお弁当を食べる。このところの夏日連続で、ハエの多いこと。カタクリも早咲きしたくなるはずだ。錦ヶ岳の南尾根で、白花カタクリに出会う。貴重な一株、今年も美しく咲いてくれてありがとう。竜ヶ懸崖尾根分岐、1235m峰横手道をへてミノコシ峠へ。明るいブナ林は、若葉がまことに美しく、心地よいことこの上ない。

ミノコシ峠(13:19)

赤い鉄橋5(14:00)

鉄橋1(竜生橋)東詰の竜ヶ懸崖分岐(14:41) 

木馬トンネル北出口(14:42)

五竜の滝探勝歩道(14:45)

竜頭の滝(14:46)

白竜の滝(14:52)

登竜の滝(上段は白竜の滝)(14:52)

竜尾の滝(14:55)

五竜橋(14:55)
ミノコシ峠で一息入れて、タイコ谷へ下る。径のへりでタチカメバソウやコンロンソウなどが迎えてくれるが、急な下りは、カミさんあんまり得意ではない。好きな草花観賞はそこそこに、無事にクロナメラ谷の出合いへ降りて、ほっとした様子。あとは緩やかな沢沿いの道。少々長いが、心地よく歩いて、木馬トンネルを潜る。五竜の滝遊歩道は、なかなかの急階段だが、手すりがある。難なく下り、取付から12分で五竜橋を渡るというペース。少しは滝を探勝すれば、と思うのだが、カミさん曰く「もうお馴染みだから、通過するだけで滝のパワーは十分感じる」とのこと。うーむ。今年も素敵なカタクリ山行ができたことに感謝しながら、起点に還る。
出会った草花 

コケイラン(ラン科)

イチリンソウ(キンポウゲ科)

ヤマエンゴサク(ケシ科) 

タチカメバソウ(ムラサキ科)

ミヤマカタバミ(カタバミ科)

カタクリ(ユリ科)

エンレイソウ(ユリ科)

コンロンソウ(アブラナ科)

ワチガイソウ(ナデシコ科)



軌跡図
                                                   所要時間:6時間00分、歩行距離:14.3㎞