大迫山(おおさこやま)高羽ヶ岳(たかばがだけ)(陰陽分水嶺)
 
単独 2015.12.05 
林道四条線入口(7:40/8:01)→林道四条線終点(8:26)→陰陽分水嶺555m峰南西のJP(9:09)→大迫山(9:39/46)→580m峰(10:31)→幹線林道鹿野豊田線(11:10)→高羽ヶ岳登山口(11:11/15)→687m峰(10:39)→分岐(10:44)→分岐(10:52)→高羽ヶ岳(12:03/44)→北峰(12:46)→北東尾根→幹線林道(14:14)→起点(14:23)
 
徳地野谷(とくぢのたに)の北谷(きただに)でR489の旧道に入り、白井川沿いの林道を上がる。毛利谷出合までは普通車ギリピンの狭い道が続く。ボディーの擦過を気にしながら、ノロノロ運転。対向車に出会わないことを祈るばかり。幸い、何事もなく幹線林道(鹿野豊田線)が始まる毛利谷出合に達する。帰りは何が何でもR9回りにしよう。更に1.5㌔計り上がったところで、右(北)の支谷に林道四条線が分かれていた。西側の路肩に車を駐める。「四条」は、この支谷の呼名か、それとも一帯の河岸段丘にかつて開けていた山里の名か。四条林道を125m計り入った右斜面に、墓地の跡があった。林道は約600mで終わる。ササの茂る踏跡が谷沿いに続いているが、下生えのないヒノキ林の右斜面に取り付いた。尾根にはササが薄く茂っているが、難なく前回エスケープ(15.11.20)したJPに達す。陰陽分水嶺歩きの再開である。ササがしっかり下生えしたマツ混じりの雑木尾根を辿ること30分、ようやく579.8mの大迫山に着いた。三角点はササに覆い隠され、ポールの頭がのぞいているだけ。周囲を少し刈り払って記念撮影。西尾根の鞍部から少しの間、北面がヒノキ林になって歩き易くなる。その後、ササが下生えする雑木林が580m峰の先まで続いて、再びヒノキ林になる。しまいは、痩せ尾根になって南に転じ幹線林道に出た。JPから約2.3㌔の道のりに2時間を要す。向かいが高羽ヶ岳登山口で、一転して山頂までルンルンの道が続く。途中の687m峰は、北面が素敵な展望所になっている。高羽ヶ岳の北面を眺め、東に日暮ヶ岳、石ヶ岳などを同定する。展望ピークより先に分岐が二ヶ所あるが、鑪川沿いに下って御堂原に出るようだ。山頂には、タイミングよく昼時に到着。立派なベンチやテーブル、そして見晴らし用の梯子が手作りされている。誰もいない快適な山頂でしばしくつろいで、北東尾根に下る。北峰の少し下までは身の丈を超すササヤブになっているが、尾根に沿ったピンクテープがあり、難はない。やがて、要所要所に赤くペイントされた境界杭と立木が現れる。近時、地籍調査が行われたようだ。標高620mの二俣で左(北)の尾根に入ると、テープや赤ペイントは途絶えた。高度を下げるにしたがってヒノキの植林地に助けられはしたが、北東尾根は総じてヤブである。雪でもない限り、これを上る気にはなれない。山頂から1時間30分、ヨレヨレになって幹線林道に降りた。
アルバム

林道四条線入口(8:01)

林道四条線終点(8:26)

大迫山・579.8m峰(9:43)

580m峰(10:31)

高羽ヶ岳登山口(11:11)

高羽ヶ岳 687m峰北面より(1136)

687m峰(11:41) 

 高羽ヶ岳山頂
(12:42)

物見ヶ岳 高羽ヶ岳山頂より(12:04)

高羽ヶ岳北峰・761m標高点(12:46)

高羽ヶ岳北東尾根二俣(13:31)

幹線林道への下降地点(14:14)



軌跡図
                                                   所要時間:6時間23分、歩行距離:9.50㎞ 
 この地図は、国土地理院発行の地形図を使用したものである。