ウラオレ谷
 
 単独 2011.07.30 /☂
那須ギャラリー(7:07/16)→ウラオレ谷入渓・F(7:28)→滑床(7:56)→F(8:38)→滑滝・F(8:48)→三つ滝下段(8:57)→三つ滝中段(9:02)→三つ滝上段落口(9:06)→出渓点(9:46/10:06)→登山道(10:21)→藤十郎(10:33)→引返し地点(10:36)→登山口(11:16)→出発点(11:57)
 
昨夏、坂根谷右俣遡行の帰りにウラオレ谷を下ったが、良い渓だったので遡ってみた。ウラオレ橋を右に見て風小屋林道を上がり、次の曲がり角にある山道を200mばかり入ったところで入渓した。露岩の上に大岩が乗っかり、その左端をF1の水流が落ちている。両岸に樹木がせまって薄暗く、しめ縄があってもよさそうな神秘的な雰囲気を漂わせている。ゴーロの谷がしばらく続いたあと、この谷の核心「三つ滝」が現れる。この谷で滝らしいのは、三つ滝だけで、ほかは滝といったら叱られそうな小滝、F2とF3だけである。そうは言っても、渓はそれになりに美しく、初心者の遡行には良いのではないか。三つ滝は柱状節理の大滝で、とても美しい。下段は左を、中段と上段はシャワークライミングで登る。予定では、ウラオレ谷右俣に移って十方山縦走路の鞍部に突き上げ、中三ツ倉から那須に還るつもりであったが、三つ滝の落口に立つころから雲行きが怪しくなってきたので、左俣をそのまま遡る。三つ滝より上は、まったく平凡な河原となる。1073m標高点を右上に見るあたりで左の尾根に取り付けば、15分で登山道に出た。時間が早いので十方山を目指すが、藤十郎を過ぎたあたりから本気で降りだした。雨の中を登る気にはなれず、那須に戻る。
アルバム

那須ギャラリー前の広場(7:16)

ウラオレ谷入渓点のF(7:28)
   

ゴーロの谷(7:39)

(8:38)
   

滑滝F(8:48)

ウラオレ谷右俣出合の滝(8:58)
 

三つ滝下段(8:57)

三つ滝上段(9:06)
   

三つ滝中段(9:02)

登山道(10:21)
 



軌跡図 
                                                   所要時間:4時間41分、歩行距離:8.5㎞