坂根谷左俣(さかねだにひだりまた)
 
単独 2011.07.23 
那須ギャラリー(7:34/41)→鳥越谷取付(7:46)→枝尾根(8:37)→鳥越キビレ(8:52)→坂根谷上集落(9:17)→堰堤下(9:19/39)→堰堤上・入渓(9:44)→二俣(10:01)→懸崖下(10:15)→F(10:57/11:03)→F(11:07)→F(11:09)→F(11:18)→F(11:23)→F落口(11:30)→F(11:59/12:15)→源頭(12:44)→縦走路(13:13)→奥三ツ倉(13:17)→那須分岐・中三ツ倉(13:35)→藤十郎(13:49)→作業小屋(14:22)→登山口(14:25)→うらおれ橋(14:38)→出発点(14:45)
 
那須ギャラリー(旧那須小学校)の前に車を駐める。県道を5分ばかり戻り、石垣法面の取付道から鳥越谷に入る。夏草が茂って踏跡が判然としない。おかげで一つ手前の尾根に取り付いて、大変な遠回りをした。鳥越キビレに着いたのは9時前である。イデガサコからツリンボウの谷を下って、坂根谷上集落に出る。坂根谷の大堰堤を上がる径は相変わらずよく茂っており、棘で難儀する。左俣に入ると、左岸が切り立った急な大ゴーロ帯になる。1時間も登ると崩壊帯は終わり、滑床の斜滝F1が現れる。キレンゲショウマが群生していた。残念ながら「懸崖の花」は、まだ開花していない。さらに15分も遡ると、階段状の滝F4、F5が見えてくる。F4はシャワークライミングで登る。F5はヌルゴケが滑るので、慎重を期して右のコンタクトラインを登る。F5落口から30分のところで二俣になり、右俣にF6が架かっている。ここで昼食。右俣に入り、源頭域で右の尾根に取り付き、30分のヤブ漕ぎで縦走路に抜けた。左に150mも行くと奥三ツ倉に着いたが、良い時間なので十方山は止めて、登山道を那須に戻る。うらおれ橋の奥で砂防工事が行われているようで、ミキサー車が頻繁に往来していた。
アルバム

那須ギャラリー前の広場(7:41)

鳥越キビレ(8:52)
   

坂根谷大堰堤(9:39)

坂根谷左俣の大ゴーロ(10:20)
   

(11:03)

(10:09)
   

・F(11:18)

(11:23)
   

(11:59)

縦走路(13:13)
   

奥三ツ倉(13:17) 

 うらおれ橋(14:38)
   
出会った草花 

クガイソウ(九蓋草)  

キレンゲショウマ(黄蓮華升麻)

シモツケソウ(下野草)  
ゴマノハグサ科  ユキノシタ科   バラ科



軌跡図 
                                                   所要時間: 6時間44分、歩行距離:11.4㎞ 
 この背景地図等データは、国土地理院の電子国土Webシステムから配信されたものである。