極楽寺山(ごくらくじやま)
 
 単独 2011.01.16 
楽々園(9:26)→佐伯運動公園展望広場(10:57)→大杉分岐(11:47)→高圧線鉄塔(11:58)→極楽寺山(12:36)→極楽寺(12:45/13:04)→518.6m三角点(13:21)→かずら坂分岐(13:39)→かずら坂取付(13:49)→荒蒔の滝(14:00)→天狗岩(14:02)→ぐちきき地蔵分岐(14:06)→荒蒔コース入口(14:10)→竹工房(14:13)→楽々園(14:53)
 
起きると、屋根に2、3センチの積雪。終日雪の予報を口実に沈殿を決め込んでいたが、青空が出て雪は降りそうにない。ならば、極楽寺にでもお参りしようと、家を出た。植物園までウォーキングする女房殿と道を分けたところで、雪になる。アウター、オーバーパンツに身を固め、汗だくになって倉重の坂道を上る。佐伯運動公園の展望広場から稜線の大杉分岐までの径は、よく刈り払われて、雪を被るようなところはほとんどない。稜線に出て、鞍部を上り返したあたりから、西斜面がかなりの範囲にわたって皆伐されている。残念な気もするが、しばらくは、明るい稜線歩きが愉しめるというもの。憩の森周遊路に上がると踏跡があったが、極楽寺山の頂上からは、「蛇の池」の方に引き返していた。車での来訪者かもしれない。極楽寺の頂上参道に降りると、ご住職が一心に除雪をしていられたが、無情の雪は瞬く間にそれを覆い隠していた。本堂にお参りして、家内安全を祈願する。こんな日に訪れる人は少なく、しんしんと降り続く雪の境内にひとり佇んでいると、心が洗われる心地になる。展望所で昼食の後、スリップしながら平良ルートを下山。雪の日は、近場といえどもダブルストック必携である。極楽寺橋に降りる手前から、かずら坂ルートに入った。荒蒔登山道に出て山陽自動車道を潜って間もなくの所で、荒蒔三段の滝と天狗岩への回遊路が谷に降りている。水が細いので少々迫力に欠けるが、市街地のすぐ近くに、こんな大滝と深いゴルジュが潜んでいるとは驚きだ。荒蒔登山道は、四等三角点のある518.6m峰の南東尾根に続いているらしく、今度是非たどってみたいと思っている。
アルバム

極楽寺山東面 運動公園展望広場より(10:57)

極楽寺山西面の伐採地(11:49)
   

極楽寺山山頂の東屋(12:36)

かずら坂取付(13:49)
   

荒蒔の滝(14:00)

天狗岩(14:02)
   



軌跡図 
                                                   所要時間:5時間27分、歩行距離:16..3㎞